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2020/0302

その他

不動産は購入か?賃貸か?

今回は不動産の購入において
皆様からよくある質問についてピックアップしていこうと思います。

皆様が不動産を購入するにあたっていくつか目的があるかと思いますが、
今回はその中でも【自宅】不動産について検討していこうと思います。

⚫購入のメリット
・住宅ローン控除が受けられる
・団体信用生命保険が使える(ローン残高の死亡保障+αが受けられる)
・非課税で親や祖父母から限度額までの資金贈与が受けられる(後の相続対策)

⚫購入のデメリット
・安易に引っ越しが難しくなる。
・家賃のコントロールが難しい
・大多数の会社では家賃補助がなくなる

⚫賃貸のメリット
・引っ越しが容易
・生活に合わせて家賃をコントロールできる

⚫賃貸のデメリット
・一生家賃を払い続ける
・団体信用生命保険がないため、民間の保険加入が必要になり支出増
・会社によっては一定の年齢で家賃補助がなくなり、教育費のピーク時などに家賃負担が大きくなる
・後の相続対策方法が限られる
・住宅ローン減税が受けられない

それぞれにメリット・デメリットが当然あります。
ご自身の家族構成などによってどちらが良い・悪いはございません。

本日の一番の内容はこれからです。
それは今後の【インフレ】についてです。
【インフレ】この言葉を聞いたことがある方が多いと思います。
インフレは物価が上がっていくことを指します。
安部政権が安定的な物価上昇を目的とした三本の矢を掲げたことは、記憶にないでしょうか?
物価の上昇としてなかなかうまくいってはいない現状でありますが、今後先にインフレにならない確証はございません。
ここまで回りくどいようですが、結論は【賃貸の家賃】もインフレによって上昇が考えられます。
これは、将来の居住費が確定されていないことを指します。
自宅資産を購入された方は、金利にもよりますが、概ねの家賃が確定したことになります。
衣・食・住の中で大きな割合を占める【住】ですので、住を安定させるタイミングは各ご家庭で一度検討されても良い気がします。

もちろん、無理な返済計画で購入してしまえば元も子もありませんが、自分の将来を見据えた予算感で【自宅不動産】を購入することは、今後の不透明な将来の安心材料として大きいかもしれませんね。

安心・納得できる【自宅不動産】の購入を信頼できる不動産屋さんと相談していきましょう